第4章 再会 ※
「お、おはようございます……。」
ハンジさんと目があった。
ハンジさんは、私を見て、リヴァイさんを見ると、慌ててリヴァイさんの肩に腕をかけて、何やら内緒話を始めた。
「なぜナナがベッドで頬を赤らめてて、なぜ君は風呂上りなのかな……?なんもしないって、言ったよね?!」
「ヤってねぇよ。バカか。風呂上りの俺をみて、あいつが勝手に興奮してんだろ。」
リヴァイさんがハンジさんの頭を軽く叩く。
「そっか……それなら……良かった!」
なんの話をしていたんだろうか。
ハンジさんは安心したような笑顔を浮かべている。
「エルヴィンが、あと1時間程度で出立するって。」
「ああ……わかった。」
「ナナはどうする?家に、帰れそうなの?」
「はっ、はい!!本当にご迷惑をおかけして………申し訳ございませんでした……。」