第4章 再会 ※
朝日のまぶしさに目を開けると、見覚えのないベッドに横たわっている自分に気が付く。
洗面所からは、シャワーの音が聞こえる。ズキズキと頭が痛む。私はぼんやりとベッドに座って外を眺めていた。
そもそも、ここはどこで……どうしてこんな状況に……?すると、洗面所のドアが開いて、上半身が裸の状態で首にタオルをかけたリヴァイさんが出てきた。
「起きたのか。」
「?!?!」
リヴァイさんの均整のとれた、美しい肢体に思わず見とれる。医学書でもあんな綺麗な身体は見たことがなかった。
頬が上気するのがわかったが、私はまじまじとその姿を見つめてしまう。
「………なんだ。厭らしい目で見んじゃねぇよ。」
「やっ!あの……そんなつもりでは………。」
慌てて目を逸らす。厭らしい目…そんな風に見えてたなんて。
「………。」
「ご、ごめんなさい……。」
その時、廊下からドアをノックする音が聞こえた。
「リヴァイ?ナナ?起きてる~?」
ハンジさんだ。
リヴァイさんがドアのカギを開けると、ハンジさんがひょこっと顔を出した。
「朝からうるせぇな。」