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【進撃の巨人】片翼のきみと

第27章 海容 ※




――――――――――――――――――

「あっ……だめ、わ、わたし……っ、それ、だ、め……ぇっ………。」

「……すげぇ濡れてるな。―――――なぁ、俺以外の男に迫られた時も、こんなになってんのか?」

「……そんな、わけっ……な……っ……!」



ナナの体内をくまなく指で確かめながら、意地の悪い質問を投げかける。

ナナはそれに対して目に涙を浮かべて小さく首を横に振る。わかってる、こいつが本当は怖かったんだろうということや、俺に心配させないように気丈に振る舞っていることも。

ただ俺は、それすらすべて引きずり出したい。あいつらに何を思って、どんな顔を見せたのか。この歪んだ欲は、ナナを手に入れてもなお増幅し続ける。



「―――――思い出せよ。まず、ダンに何をされた?」

「………っ……ブラウスを少し開けられた、だけです………!それ以外は、なにも……っ……!」

「その時何を思った?」






「――――――なにも、感じ、なかった……………そう、リヴァイさんなら……リヴァイさんなら、腕に捕われただけで、頭が溶けてしまうような―――――リヴァイさんなら……っ……それ、ばっかり、考えてた―――――。」





ナナは紅潮した頬で息を弾ませながら、潤んだ瞳で俺を捕らえる。全身を駆け巡る優越感と快感で、こいつのことしか考えられなくなる。

一瞬止まった指の抽送を再開すると、ナナの中がひくひくと絡みつきながら水音が激しくなる。





「あっ、やだっっ……、それ、やっ、ぁああっ……んあぁっ……。」





ナナの肩が跳ねたところで指を引き抜き、ナナを見下ろして問う。

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