第27章 海容 ※
リヴァイさんは私の腰と背中に腕を回して強く抱く。臍から胸に向かって舐め上げられ、その刺激から逃げるように上体が反ってしまう。
「………っ………リヴァイ、さ………ん……。な、舐めすぎです……さすがに……んっ……は、恥ずかしっ………!」
自分の下半身がみっともなく期待で濡れていることが分かった。
「………お前が誰の手にも落ちてないことを、確かめてる。」
「なにもされてません……!だから……っ……!」
「ちゃんと確かめないと気が済まないタイプだ、俺は。」
「ひ、人の話聞いて……っ、あぅ……っ……んっ……。」
下着に手を差し込まれ、体内に指が侵入してきた。
私よりも私を知り尽くしたその指は、的確にいいところを擦りあげ、快感以外の感覚を遠ざけてしまう。リヴァイさんに支配されていることが嬉しくて、余計にその快感を追ってしまう。