第26章 落着
「何もかも特別で、綺麗で、私の望むもの全てを手に入れて、とことん幸せそうな姿が――――――死ぬほど、許せない………!!!」
「……んぅ………っ……!」
「………その純粋さを、失えばいい。こいつらにヤられて……まわされて、汚れて、………リヴァイの横に並べなくなればいい。」
その目の闇の深さにゾッとした。アウラさんは立ち上がって、男たちに告げた。
「――――――いいわよ。ヤって。ボロボロになるまで弄んでよ。」
アウラさんはその場を立ち去り、その残された言葉に準じて獣のように男が私に群がった。
状況としては絶望的だ。
声も身動きも封じられて、どうすることもできない。
全く私の不用心さには呆れる。
リヴァイさんはきっとすごく怒るだろう。嫌われるのかな。
あれだけ注意をしろって、エルヴィン団長からもハンジさんからも、みんなに言われたのに―――――……私は男にされるがまま組み敷かれた。
―――――その時。
「おいナナ!」
「ナナさん!!!」