第251章 〈After atory〉紲 ※
「―――っあ、ちょ、待っ―――――……あぅ……っ……!」
下着の中に左手を差し込まれ、大好きな人の指がぬちぬちと恥丘のはざまを往復して……簡単に固く勃ってしまった陰核を当たり前のように指先でこねられる。
それだけでもう電流を受けたように体がびくん、と波打ってしまう。
「……すげぇな。次々溢れて糸を引いてる。……なぁナナ、なぜこんなに濡れてる?」
「な、ぜって……っ……」
リヴァイさんが厭らしく触るから。
その声で囁くから。
この先の果てしない快感を予見させてくるからだと……言いたくても、絶えず与えられる陰核への刺激でうまく、言葉にならない。
私はただ体を震わせて、息を荒げてリヴァイさんへ背中をぐったりと預けていた。
「――――エプロンの下ではずっとこんなぐちゃぐちゃに濡らしてたのか?」
「ち、が……っ……、ん、んあっ、やっ、ぁあっ……」
「こんなに雌の匂いをさせやがって……エロいったらねぇな……。」
くちゅ、くちゅとそこを弄ぶ卑猥な音はごく小さな音のはずなのに、なぜか耳の奥から脳へ直接届くみたいに私の思考回路に靄をかけていく。
「あっ……ぁ、だめ………リヴァイ、さ……、き、もち……いい……っ……」
「――――クソ可愛く喘ぐな。これ以上俺をどうする気だ……」
リヴァイさんの指が小刻みに快感の芽を掠るように刺激する。胸を強く握り先端をつままれ、充血して勃った核を責められ、耳を食んで脳へ直接艶っぽい囁きが響く。
面白いように体がぶるっと震えた。
「言、わな……で……っ……!ぁやだ、変っ……、だめ、イ……っ……く……!」
「挿れてもねぇのにイくのか?仕方ねぇな、ほら、イけよ……!」
「あぁっ、あ、やっ……だめ、あっ……イく……っ――――――ぁ……」