第200章 魔法 ※
白く弾む胸と、必死に声を殺す少し苦しそうな表情のナナが堪らなく俺を煽る。
ナナに覆いかぶさる体制に変えると、奥に届いたのか、はっ……と悩ましく息を吐いてびくん、と反応するナナが可愛くて、自分のあらゆる体液を注ぎ込んでやろうという変態さながらの欲望が渦巻く。
顔をずい、と近づけると、キスを期待してナナは少し唇を開いてエロい顔で俺を見上げる。
舌を出せ、と示すように俺も舌を出して見せると……ナナはまたたまらなく嬉しそうに少し笑んで、従順に短い舌を差し出した。
「――――ほらナナ、受け取れ。」
「………ぁ……。」
キスをしてくれると期待したのであろうナナに、とろりと唾液をエロく垂らしてやると、なんの抵抗も見せずに……むしろちょうだいと、歓迎するようにそれを舌で受け止めて喉を鳴らす。
「……ん、……は、ぁ……。」
「――――エロいな……お前、才能あるって言われなかったか?エルヴィンに。」
「………?」
ナナは恍惚とした表情でぼんやりと俺を見上げながら、更に貪欲に乞う。
「――――もっと……リヴァイ、さん……。」
「―――――後悔、すんなよ?」