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【進撃の巨人】片翼のきみと

第180章 蜜月 ※




肉のぶつかり合う乾いた音と、愛液が掻き混ぜられる濡れた音の合間に、更に意地悪くナナを追い込む言葉を耳元で脳内に直接刷り込む。







「――――エロいな。ど淫乱が。いいのか?――――見てるぞ。」







ちらりと目線を月にやると、ナナは絶望と快楽の狭間で心臓を押しつぶされそうな表情をする。







「――――いや……見ない、で……っ……!」





「――――見られて余計に濡らして、締めてんじゃねぇか……っ!ほら、そのまま腰振れよ……淫乱らしくな……!」







ナナは観念したように唇を噛みしめながら……俺の首に両腕を巻き付けて、体を上下させて俺をその熱く絡みつく膣壁で扱き上げる。







「――――あぁ……っ、いい、ナナ……。くそっ……どうなってんだ、お前の……中はよ……!」





「ん、ア、ひあぁ……っ……、き、もち……っ…、だめっ、イ、く……っ…、リヴァ、さ……っ…、もう、また……っ……イ、イっちゃ……ッ!」







――――俺ももう、イきそうだ。目の前で弾むナナの胸を掴んでその先端に舌を絡める。







「――――っあ、それダメ…ッ…、やら、いにゃッ……イ、……あっ、らめ、いや、あっぁぁッ……っあ―――――………。」

「――――ぁあっ……イ、く……!」







ナナが身体を上下させる速さが増して、入り口から最奥までの往復を数回し、半端ねぇ締めつけの中で扱かれて耐えられるはずもなく……込み上げる射精感と絶頂感に、イく直前で何とかナナの中からそれを引き抜いた。

――――と同時に爆発したように放たれた白濁の精液が、ナナの顔や胸に飛散した。

もう今晩だけで何回目だ。

――――にしてもまだ濃くドロっとしたそれが出ることに、自分でも驚く。



ナナは虚ろな目で自分の頬を垂れていく精液を指ですくって、また……エロい顔でその糸を引く精液をぺろりと舐めて見せる。







「――――おいしくない……。」





「――――当たり前だ、ど淫乱の馬鹿野郎。」







俺の意地悪に対しての、仕返しのつもりか。




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