第134章 恥辱 ※
「――――エルヴィ……ン……、っ……あ、は……っ………。」
「ほら、こうするんだろう?」
無理矢理自分の手が、胸を鷲掴みにするように動かされる。
胸の先を、乱暴につままれると腰が反って一瞬の硬直を起こしては、弛緩する。
「――――あぁっ………。」
「――――ほら、もっと思い出して。彼の名前を呼びながらしてごらん。」
「……エル、ヴィ……。」
「――――下も。ほら――――……もう濡れてる。」
――――服を、脱がされていることは、なんとなくわかる。
でも……あれ、なんで、誰……私は、エルヴィンの指を、熱を、感じたい――――……。
間違いなく快感をもたらしてくれる秘部の固く尖った突起に、震える指で触れる。
――――エルヴィンが、そうしてくれるように、思い出しながら――――……あれ、この、近くで感じる体温は誰……エルヴィン……?リヴァイ、さん……?
会いたい
触れたい
触れて欲しい
抱き締めたい
――――会いたい……………
「ぁあ……ッ…、ふ、あ……ん、ひぅ……っ……。」
「ああ……いい、厭らしいねナナ………。かなり強いのを飲ませたから――――、もう、なにもかも分からなく、なってるだろう……?」
指が勝手に、快楽を求めて動く。
膝をもじもじと固く閉ざしながら――――その間に手をやっている自分。
秘部をなぞる指をエルヴィンのそれだと思い込みながら、とろとろに溢れた蜜を絡めてまた突起を弄ぶ。
――――こんなの、だめ、なのに……
今私は―――――暗闇の中で、何を、してる……?