第82章 深愛 ※
下着を降ろして片脚を抜かせて、傷のある左腿を食みながら膝裏に手をやって左脚を押し上げる。
ナナはそこが露わになるのを隠すように右手でシャツを押さえようとするが、身体が倒れないように、机に手をついて支えることに精一杯のようだ。
濡れ光りながら蜜を垂らすそこに食いつくと、ナナはビクッと身体を跳ねさせた。小さく尖るその敏感な突起も舐め上げながら、侵入を拒もうとする入り口に舌を差し込んでナナの味を確かめる。
―――――そういえばこんなことも、ナナにしかしたことがない。
君から漏れ出る声も、
熱も、
溢れ出る涙も愛液も。
全て俺のものにしなければ気が済まないこの激しい劣情は、君にしか抱けない。
「――――ナナの、味がする。」
意地悪く見上げて言うと、ナナは耐えられないという顔で目を固く閉じて、小さくいやいやと顔を横に振った。
「は………すごいな、大洪水だ………。一度イくか、ナナ。」
「っ!!」
立ち上がってナナの耳に舌を這わせて、耳を犯す。ナナは耳も弱い。
秘部をなぞりながら耳元で囁くと、また奥から蜜があふれ出す。
「ナナ……ほら、イきたいな?君もずっと溜まってただろう?」
ナナがかぁっと顔を紅潮させて、泣きそうな顔をする。
図星か。
そうだろう、君はとても淫らに躾けられてきたんだから。
俺と――――――リヴァイに。