第14章 暗部でのお仕事始めました
一ヶ月ほど経ったある日の夜、
「今日はカカシさんの班と合同任務に当たってもらう。」
サクマさんから渡された任務票がコレ。
あ、サクマさんは三代目直属暗部の一人で、最近お兄さんのフウマさんと一緒に私達兄妹の窓口になってくれてる人ね。
「岩隠れとの境界の巡回警備だ。あとの指示はカカシさんに従ってくれ。」
「「はい。」」
火影室を出て、外に出ると兄ちゃんから任務票を見せてもらう。
「ほわぁ〜…。」
本当に合同任務だ。
カカシ先生と仕事するなんて…。
推しと同じ職場ってすげぇ。
「ほら、呆けてないで行くぞ。あうんの門に集合だ。」
「うん。」
私達は暗闇の中、人気のない道を駆け抜ける。