• テキストサイズ

もう一度、を叶えるために。first

第7章 あっという間に卒業です




「はぁぁぁぁ…。」

家に帰って、兄ちゃんに今日の事を話して聞かせたらため息をつかれた。

えぇ〜?兄ちゃんもなの?

「そんな事されて、それでも止める気はないのか。」

「みんなにも馬鹿だろ、って言われたけど、止める気はない。」

止めてたまるか。
対抗出来ると知ったからには、続行あるのみだ。

「俺もお前は馬鹿だと思う。」

「むっかぁ!馬鹿って言った奴が馬鹿なんだぞ!」

みんなして馬鹿馬鹿言ってくれちゃって!

私の返しに兄ちゃんから半眼が向けられた。

「子供か、お前は。」

「子供ですから。」

キリッとキメ顔で言ったらため息つかれた。

「ダメだこりゃ。」


/ 662ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp