第6章 本音
朝から教科書たちを死守して何も起こらなかったというか起こさせなかった
「百瀬さん一緒に部活行こ」
「うん、待ってカバン持ってくる」
「百瀬さんはやっぱり補習とかないよね、、」
「うん、まさか日向…」
「い、いや!まだ大丈夫なんだけど!!その…先生から…」
「…そっか、、なんかごめんね、」
バレー部の人達とはちゃんと話せるようになったし
少しずつ前に向けてる実感をしていた
更衣室に入って着替えようと思ってカバンを開けた
中身を見て私は更衣室を飛び出て校門の外へと行った
走って、走って…家まで走った
「ゆいなちゃん!」
いきなり手を掴まれてスピードが途切れた
「とおる…岩ちゃん…」
「どうしたんだよ、部活じゃねーのか?」
2人の顔を見ると思わず涙が出てきた
「うぇぇ…えぇえぇ…」
2人はそっと私を抱きしめてくれた
「とりあえず中に入ろう、ここじゃ目立つし」
「歩けるか?」
「うん、っ」