第6章 本音
誰にも言わないつもりだったけどどうしても耐えきれなくて泣きながら今までのことを話した
「私っがんばったよ、なんで、なんで私なの…」
ボロボロに切り裂かれたジャージに涙がこぼれ落ちる
「なにそれ、ひどすぎない?先生には言ったの?」
「そいつぶん殴ってやる」
「言ってないしやめて…私が悪いから、私が生きてるからぁ…」
「ゆいなはなんも悪くねぇだろ」
「今まで1人でずっと抱え込んでたんだね、ごめんね気づいてあげられなくて」
2人の温かさが私の目尻をもっと熱くする
「いっぱい泣きな、大丈夫、もう1人じゃないよ」
「俺たちがついてるからな」
「ごめんね、ごめんなさいっ…迷惑かけてごめんね」
「迷惑なんかじゃないよ!!そんなふうに思わないで!」
「ここはありがとうって言うところだろ」
「ありがっとうっ」
「うん、それでゆいなちゃんはどうしたい?」
「俺らができることしてやる、お前の本当の気持ち教えてくれないか?」
「私は、、私は、」
バレーをしたい
また舞台上に立ちたい
ちゃんと授業を受けたい
お弁当もゆっくり食べたい
物も隠されたくない
怖がって学校生活送るのも嫌
でもどうしていいかがわからない