第6章 本音
貴方side
「徹、」
「ん?どうしたの?」
「徹は私のこと好き?」
「もちろん好きだよ?どうしたの急に?」
「ちゅーして、?」
「え、いいの?岩ちゃんお風呂から出てきちゃうかもよ?」
「いい、よ…お願い…」
愛されてるっていう事実がほしくてたまらない
私は愛されてる
徹はどこにもいかない
水をかけられた時泣きそうで徹を呼んでた
でも届かなくて…
だから岩ちゃん呼んだけど
岩ちゃんにも届かなくて…
「…とおる…」
徹は私の腰と頬に手を当てて
「愛してるよ」
優しい声でつぶやいてくれた
チュッ…
じんわり熱くなる目尻に水気を感じる
あぁ私泣いてる…
「…なんで泣いてるの?どうしたの?」
徹は親指で私の涙を拭いてくれる
私はギュッと抱きしめた
「もっとちゅーして、」
そういえば何度もキスを落としてくれる
ただ涙は止まらなかった
「ゆいなちゃん、明日は土曜日だし明日もお泊まりしよっか!」
「え、、?」
「そばにいるよ、だから無理しないで」
「無理してない、よ」
「でも泣いてる、ほら大丈夫大丈夫」
徹は背中を撫でてくれた
「及川ー次いいぞー」
「岩ちゃんおかえり〜」
「ゆいな泣いてんのか?」
「な、泣いてない、よ」
「及川に何された?」
「俺は何もしてないよ!!」
「元気もらった!明日もずっとそばにいてくれるって」
「よかったな」
徹がお風呂にいってしまったので岩ちゃんと2人になった
「岩ちゃんも来る、?」
「明日はお前ら2人の日でいいんじゃね?」
「岩ちゃんも一緒がいい、、」
「及川悲しむぞ」
「でも、、」
「なぁゆいな、明日俺は夕飯に揚げ出し豆腐がでる情報を手に入れた」
「うん?」
「どういうことかわかるよな?」
「好物だから食べたい?」
「そういうことだ」
「揚げ出し豆腐に負けた、、」
「ばーか比べんな。俺だって毎日一緒にいたいに決まってんだろ。でも好物には勝てねー」
「ふふなにそれ〜」
「お、やっと笑ったな」
「え、?」
「久しぶりに恋人の時間楽しめよ」
あ、気を遣ってくれたんだ
私が泣いてたから元気出させようとしてくれたんだ
私は幼馴染に恵まれてるんだなぁって改めて感じた