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王様嫌いな彼女

第6章 本音


昨日と同じような憂鬱な時間が終わる
カバンを持って更衣室をでた

「お疲れ様でした」

「お疲れ様」

どっと疲れて重たい足を持ち上げながら校門の方へ向かう
俯くように下を向きながら歩いていると

「「ゆいな/ちゃん!!」」

名前を呼ばれてパッと顔を上げた
目の前には大好きな2人の姿があって小走りで2人に駆け寄る

「本当に来てくれた、!」

「当たり前でしょ!約束したんだから!!」

「元気なさそうだったけど大丈夫か?」

「うん、ちょっと疲れちゃっただけ」

「それならいいけどよ、なんかあったなら言えよ」

「…うん」

「あ、気づいたの?ここ」

首元に指を当てられてビクッと肩を上げると
ニンマリ笑ってくる

「へ、へんたい」

「いや〜可愛かったからついつけちゃった」

ドンッ

「いったぁ…なにもカバンで殴らなくても!!」

「絶対わざとだろ、他の男がゆいなに近づかないようにするためにわざとつけただろ」

「まぁね、だってゆいなちゃん可愛いんだもーん」

「だからってそんなことしたらゆいなが可哀想だろ、お前の彼女とか思われるの」

「えっ!!そんなわけないでしょ!ね?!ゆいなちゃん!!」

「…岩ちゃん疲れた、おんぶ」

「おう、乗れ」

「ちょっ無視!?」

「荷物置いてから乗れよ」

「うん」

「ゆいなちゃん!?俺がおんぶしてあげるよ!?」

岩ちゃんの背中に乗ると徹は私の頬に触れて

「やっと笑った」

「え、?」

「よかった〜、今日も寄り道して帰ろっか」

「花巻たちラーメン行くって言ってたな」

「よしラーメン行こう!」

「え、え?」

「俺が奢ってあげる、幼馴染兼彼氏なんで」

「…ありがとう」

この居心地の良さが心を温める
思わず笑みが溢れそうになるからそれを隠すように岩ちゃんの肩に顔をふせた

「どうした?」

「私は……つけ麺…が食べたい」

「知ってるよ、いつもそれだもんね」

「つけ麺以外頼んだところ見たことねーよな」

「そっそんなことない!…こともない…」

3人で笑いながらラーメン屋に行った

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