第6章 本音
「百瀬さん待って!!一緒に戻ろうよ!」
「よ、用事あるから!」
さっと着替えて早歩きで教室に向かう
男子極力一緒にいなければいいんだよね
そしたら私はまたひっそり生きていける
「ももちゃーん」
そう意気込んだ直後に大きな声で呼ばれて肩が上がった
「忘れ物だぞー」
「え、あっ…ありがとうございます」
「おう!意外とおっちょこちょいなんだなー」
「た、たまたまです、」
「気をつけろよー影山が気づかなかったら誰も気づかないところだったんだからな」
「影山が…気づいたんですか、、?」
ありえない
だってあんな王様気質で庶民のことも下僕のことも眼中にないあの影山が?信じられない
「信じられないって顔してるぞー」
「あ、、」
「影山も少しずつ変わってきてるってことだよ。少しは仲良くなれそうな気がするだろ?」
「……わかりません」
徹を殺して国見も金田一も殺したアイツが憎いし大っ嫌いだ
でも今1番嫌いな理由はたぶん…………