第5章 天才じゃない
「私は誰よりも近くで徹と岩ちゃんを見てきたしバレーをすごく愛してるのも知ってる、だから2人を追いかけてきた。だから2人の嫌がることはしないし2人はそんな卑怯なことするのを願ってない」
「それもそうだよな、俺たちも焦ったところはある。百瀬が及川といくら仲良くても信じないのはおかしいし、すまない百瀬」
「私に謝らないでください。私は徹を疑う烏野にムカついただけです。私が疑われるのは当然です」
謝ってほしいわけじゃない
ただ徹を認めてほしいだけだった
天才だって言ってほしくなかった
徹は一度天才に殺された
天才に負けないようにたくさん練習して、仲間を知って仲間と努力してきた成果がこれだから認めてほしい
「私は徹と岩ちゃんの幼馴染で徹の彼女です。でも贔屓したり卑怯な真似をすることは一切ありません。烏野負けろとかそんなのは思ったことないってことは知っててほしい、です」
「もちろんだ、それに俺たちが引き止めたしな」
「ももちゃん疑ってごめんな!バレー愛はももちゃんも負けてないもんな!!」
「なんかそれはうざいです」