第3章 馴染めないワタシ
少し残って片付けをしていた
「百瀬悪いな付き合わせて」
「いえ、皆さんわりと残ってるんですね」
「あぁやる気はすごいからな」
「ももちゃん暗いし送ってくべ」
「俺も!!」
「俺も送っていきます!」
「誰が送って行くって?」
「及川!!」
「やっほ〜ゆいなちゃん、遅いから迎えにきたよ」
「徹!ごめんねその…連絡もしてなくて…」
「いーよ無事だったから。でもこれからは気をつけようね」
「うん、ごめんなさい」
「及川がなんで…」
「今日はゆいなちゃんと一緒に帰ろうと思ってたの。ゆいなちゃんの親いない日だからうちでお泊まりするのが恒例なんです〜」
「おおお泊まり!?!?」
「岩ちゃんは校門で待ってるから早く行こ」
「あ、待って徹、荷物向こうにある」
「じゃあここで待ってるからとってきて」
「まだ片付け終わってないから待っててほしい…」
怒られる、嫌われるって思って怖くて目を瞑る
「んーそれじゃあ仕方ないね、待ってるから片付けしてからきてね」
「怒ってない?」
「怒るわけないよ、心配しただけだし、岩ちゃんと待ってるから怪我しない程度に急いでね」
「うん、ありがとう」
徹がいなくなると
「ももちゃん大丈夫だべ?!お泊まりは危険だべ!!」
「え?…小さい頃からしてますよ?」
「いや、危ないべ!」
「大丈夫ですよ、徹は強いです!」
不審者なんて岩ちゃんと2人で倒しちゃう!!
「そうじゃないべ!!ももちゃんが危険だべ!!」
「?この前もしましたけどなにも変わらなかったですけど」
変な人もいなかったしなにが危険なんだろう?
「お泊まりはなにしてるんだ?」
「別に普通に…ご飯食べたり寝たり……ですね」
「風呂は別だべ?」
「当たり前じゃないですか!もう高校生ですよ?私たちをなんだと思ってるんですか!!」
失礼にも程がある
「まだですよ!風呂飯睡眠以外はなにしてんだ!」
「勉強とか普通に話をしてます」
「それ以外だってなんかあるだろ!」
「そんなのいちいち覚えないです、なんか皆さんうざいです」
「そ、そんなこと言う子に育てた覚えないわっ」
「育てられた覚えないですなんですかその口調」
「な、なんかあったらすぐに言うんだべ、すぐ助けに行くべ」
「はあ…」
本当になんなんだろう