第2章 姉への想い①*ジョルノ
「だあいじょうぶだって…お部屋早く入ろ〜」
手探りで鍵穴に鍵を刺し玄関に入る。
「あぁこんなところで寝ないでください〜…もう…」
「ジョルノ…すきぃ…」
「そういえば許されると思ってるんですか?」
「ゆるしてぇ…」
「あなたって人は…」
ひょいと体が浮く感覚、そしてふわふわのベットに落ちた。
「ん」
「自分で着替えてくださいよ。」
「やだ」
「はぁ」
月明かりのせいでよくジョルノの顔は見えないが着替えさせてくれているのはわかる。
「いつまでも僕ばかり生き殺しにしないでください」
私の顔が陰で覆われる。
ちゅっ
「!?」
「にっが……」
そしてまたちゅっと甘いキスをおとす。角度を変えては相手の熱い息遣いがわかる.。
「じょ、じょるの…?」
「あなたが誘うから悪いんですよ。」
首筋あたりを這う唇。ゾワゾワっと全身に電撃が走る。
そしてジョルノの大きな手は胸部を覆い顔を埋めた。
「ひゃっ…!!!!」
何度も何度も感触と反応を楽しむジョルノ。これでもかというくらいお腹や胸付近に増えるキスマークは所有物と言わんばかりの数。
「する前に聞きたいんですが。
は僕のこと好きですか」
「は、はひ?!」
「僕は愛しています。家族としても恋人としても愛していきたいです」
「ど、どうしたのジョルノ」
「どっちなんですか。好きか嫌いか」