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キラキラ

第6章 気持ち


-翔side-

『でも、彼の行動がおかしくなって、、
いつもすぐに来ていたラインの返事も遅くなって、そっけない返しが増えて、、。
親友に相談しても付き合いが長くなって慣れれば普通だよって言われて。
私、初めての恋人で全然わからなくて。
それで、ある時彼に連絡なしで家に行ったんです。
そしたら、私の親友とその、、ベッドの上で、、』

翔「、、まじか、、」

そんなことが、、つらかっただろうな、、。
抱きしめたくなった。
おれはそんなこと絶対にしないよって言いたかった。

に「そんな酷いことがあったのに親友の方は縁切らなかったの?」
『はい。親友は彼を試したって。私の誘惑に簡単に乗るような人は八木の恋人としてふさわしくないって。
そう言われて、納得してしまって。』

翔「、、」
に「、、」

にのと顔を合わせた。
その親友、、八木ちゃんのことを本当に思ってるのか、、?
やり方が汚すぎる気が、、。

『あ!すみません。暗い話!!
でも大学の頃の話なんで!
もう全然大丈夫です!!』

翔「そっか。親友が大事なんだね。」
『はい、、。すごく!』

そういう八木ちゃんは本当に親友のことを大事に思ってるんだなと感じる。
だから余計なことは言えなかった。

に「今は?、、今は好きな人いないの??」

そして再びにのが爆弾を落とす。
おおおい!!

八木ちゃんを見る。
目が合って赤くなる八木ちゃんの反応に
同じ気持ちって思ってもいいかな?

に「、、はは!面白いこと言うね。
友達でもないのかあ、、。
、、じゃあ、翔さんのことは?」

翔「え!おれ!?おれはいいよ」

正直怖い。
もし、にのを選んだら?
そう思うと聞きたくない。

『、、櫻井さんは、、』

~♪♪~♪

タイミングよくにのの携帯が鳴り出ていく。





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