第6章 気持ち
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櫻井さんと別れたあと、タイミングよくみくから連絡がくる。
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このあいだはごめん。
いまから会えない?
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私はすぐに返事をした。
だれかと話したい気分だったから。
「あ!こっちこっち!」
『ごめん、待った?』
「全然!」
『そっか。、、。』
「、、あの、、このあいだはごめん、、。つい、、」
『んーん。もういいよ。気にしてない。』
「そっか、、。ありがとう」
『うん!もう!暗い雰囲気はおわり!今日は飲もう?』
「うん!!」
なんだかんだ言ってもみくは大事な友達。
仲直り出来てよかった。
その後はお酒も進み
『結構飲んだね~♪』
「ね~。酔った~
ねね、嵐と仕事しててさ好きになったりしないの??」
『、、!』
突然の話題。
どうしよう。でも相談できる相手なんてみくしかいない。
先ほどの櫻井さんとの会話を思い出す。
「どうなのよ~!」
話したい気持ちはあるけど、、
『、、』
「なになに!親友にも言えないこと??」
親友という言葉で櫻井さんとの会話を思いだす。
”大丈夫。親友なんでしょ?仲直りできるよ。大切な人は絶対離れないよ。自分が手放さない限り、、。”
大丈夫。櫻井さんがそう言ってくれた。
だから自信を持とう。
『あ、あのね、、』
「うん。」