第6章 気持ち
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に「いやーなかなかすごいメンバーですね」
翔「はは。確かに。」
『なんだか私まですみません。』
に「いえいえ。翔さん。顔に出てますよ。邪魔したなって」
翔「え!そ、そんなこと思ってないよ!」
に「ふーん」
『あはは。やっぱり嵐さんてみんな仲がいいんですね。』
二人のやり取りに笑ってしまう。
に「じゃあ行こうか」
個室居酒屋にて
に「じゃあ撮影一日目お疲れさまー」
「『お疲れ様でーす!』」
お酒を飲んでいい感じに酔ってきたところで
二宮さんが突然爆弾を落としてきた。
に「八木はさ、彼氏いないの?」
『えっ!、、今はいないですよ、、。』
に「えーこんなに可愛いのに?」
『、、また!からかわないでください!』
今はいない。
過去にいたことはあった。
でもあまりいい思い出ではない。
に「からかってないよ。本心。
今はってことは過去にはいたの?」
『///
はい、それはもちろん。
あまり思い出したくないですけど、、笑」
二宮さんのストレートな言葉に赤くなる。
すると櫻井さんが
翔「あのー二人の世界やめてくれる?」
に「あ、ごめんごめん。つい。」
『え!二人の世界では、、』
翔「、、どうして過去の恋を思い出したくないの??
あ、ごめん。これ聞いても大丈夫だった?」
なんて答えよう。
『え、、。何ですか今日恋バナの日なんですか??』
なんとなく濁す。
に「そういう日もたまには?笑」
『はあ、、。昔、恋人に裏切られたんです。
私の親友と二股かけてて。』
翔「、、えっ?この間喧嘩したっていう親友?」
に「喧嘩?」
『はい。私の親友怒りっぽくてすぐ喧嘩しちゃうんです。
、、恋人との二股の時も、私に好きな人ができてそれを一番に親友に伝えました。
その好きな人はバイト先の先輩で親友とは面識なかったんですけど、親友は応援するって張り切ってくれて。』
私は過去の恋愛について話し始めた。
真剣に聞いてくれる櫻井さんと二宮さん。
『で、無事に付き合うことができたんです。
すぐに親友に紹介しました。
最初は三人で遊んだり、上手く過ごせてるって思ってました。
でも、、』
翔「泣かないで、、」
気づいたら泣いてしまっていた。