第5章 予感
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あの打ち合わせから数日後、二宮さんから連絡がきて
本当にご飯に行くことになった。
指定された店に着くとすごく高級そうな、、
『すごい、、さすが芸能人、、緊張する、、』
受付「ご予約ですか?」
『あ、はい。』
二宮さんに言われたとおりに受付の人に言うと奥の個室に案内された。
に「おお。こんばんは。」
『あ、こんばんは。お待たせしてすみません。』
に「いや、俺も今着いたところ。
来てくれてありがとう。まひろちゃん全然連絡くれないから~」
『あ、すみません、、なんて送るべきか考えてたら時間が経ってしまって』
に「いいよ笑、気にしてないから
ところで、今はプライベートで二人きりなんだからそんなに気を張らないでよ」
『す、すいません。』
そういうと二宮さんが鞄からトランプを出した。
『、、?』
に「見てて」
そう言ってマジックを見せてくれた。
『わあ!!すごいです!!え、感動しました!!』
に「ふふ。やっと緊張解けたね。」
二宮さんは緊張を解いてくれた。
そしていろいろな話をした。
嵐のことや、私のこと。二宮さんの話も。
すると
に「ねえ、翔さんのことどう思ってるの?」
突然聞いてきた。
どうってどういうこと、、?
『、、え?、、どうって、、。』
に「なんか仲良さそうじゃん?」
『そんなことないですよ。ただのクライアント様です。』
に「そっか。じゃあおれは?」
正面に座ってる二宮さんの顔がジリジリと近づいてくる。
『ち、近いです、、。』
に「ねえ、下の名前なんだっけ?」
『、、八木です。』
に「八木ちゃんか、、。かわいい名前だね。初めて話した時から可愛いと思ってたよ。」
『な、なんですか急に。からかわないでください!』
に「本心だよ。」
『/////』
「そろそろ帰ろうか。」
二宮さんは何を考えてるのか全く分かりません。