第5章 予感
-翔side-
今日は久しぶりにまひろちゃんの会社で打ち合わせ。
会うのは俺の家に来たぶりだから少し緊張しながらも
なぜかワクワクしていた。
潤「翔さんなんでそんなにやにやしてるんすか」
にやにやしながら松潤が聞いてきた。
翔「い、いや別に!?にやにやなんかしてないし??」
ま「うっそだ~翔ちゃんなんか楽しそう!」
翔「うっさいなもう//」
メンバーはなんでもお見通しだ。
会議室に到着し、打ち合わせが始まった。
順調に話は進み煙草休憩に。
喫煙所に行くとにのがいないことに気づく。
しまった!まさかまひろちゃんとふたりきりか!?
急いで、会議室に戻ると扉が開いていて声が聞こえた。
に「え、私とご飯行きたくないんですか?」
『いえ、そういうわけでは、、。
クライアント様なので、、』
にのにご飯に誘われてる、、。
行くのかな、、?
気になって聞いていると二人は携帯を出し連絡先を交換していた。
ああ、そっか。
まひろちゃんはにのか。
そう思うと悲しくなった。
タイミングを見て部屋に入るとにのが出て行った。
翔「、、にのとご飯行くの?」
『え、あ、はい、、いいと思いますか、、?』
ああ、やっぱり。
なんだかどうでもよくなって
翔「なにが?俺には関係ないよ。」
突き放してしまった。
すると彼女はあからさまに悲しんだような顔をして部屋を出て行った。
翔「、、」
なんて顔すんだよ、、。