第5章 予感
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数日後、再び打ち合わせのために嵐さんが会社へ来た。
『本日もご足労いただきありがとうございます。』
ま「もう~かたいかたい!もう少し緩もうよ~」
潤「確かにまひろちゃんって堅苦しいよね。」
『グ、、』
し、仕事ですので!!泣
に「いいじゃない。そういうオンオフはっきりしてる人好きよ。」
『に、二宮様~泣』
に「その二宮様ってのはちょっとあれだけどね。」
『く、クライアント様なので、、。』
智「まあ、本人の自由よ」
そういって二宮様以外の4人は煙草を吸いに行った。
『、、、。』
に「ねえ。今夜なにか予定ある?」
『え、、とくにないですけど、、』
に「さみしい人ですね。」
『な!!』
に「ふふ、私もさみしい人なので良かったら飯でも食いに行きません?」
いやいや、この人何言ってんの!?
天下の嵐様よ!?
ファンにばれたら刺されるって!!
『お断りします。』
に「え、私とご飯行きたくないんですか?」
『いえ、そういうわけでは、、。
クライアント様なので、、』
に「それは仕事中の話でしょう?業務時間外はプライベート。わたしたちの自由でしょ?」
『まあ、、』
その後”プライベートがないと息が詰まるよ”と説得され断れない空気になったのでしぶしぶご飯に行くことを了承する。
に「やったね♪
じゃあライン交換しましょう。」
『、、いいんですか?』
に「連絡とらずにどうやってご飯行くのよ」
『たしかに、、』
ラインの交換をしていると櫻井様が戻ってきた。
翔「あ、、ごめん邪魔した?」
に「いえ?
翔さん、わたし煙草吸ってきます」
そう言って二宮様は出て行った。
翔「、、にのとご飯行くの?」
『え、あ、はい、、いいと思いますか、、?』
櫻井さんはどう思っただろう。
気になって聞いて見ると、
翔「なにが?俺には関係ないよ。」
そう言われてしまった。
この間優しくされたからって、、調子乗ってたな私。
『あ、はは。ですよね、変なこと聞いちゃってごめんなさい。あの、資料持ってきますね!』
二人きりの空気に耐えられず部屋を出た。
翔「、、」