第4章 嫉妬
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「え、どんな感じ??
ラインとか交換した??紹介してよ!笑」
『む、無理だよ。紹介なんて。ラインも交換してないよ。』
「え、じゃあ交換したら私にも教えてよ!!」
『さすがにそれは、、。』
「なんで!親友じゃん!私が嵐大好きなの知ってるでしょ?繋がりたい!!」
『それとこれとは別!仕事だもん!』
「、、は、うざ。本命の会社落ちて今の会社に就職したくせに。
妥協して入った会社なんだからそんな本気で頑張らなくても。笑」
『、、そんなこと、、』
「なに?ハッキリ言って。」
『、、そんなことない!!
たしかに最初は妥協だったかもしれないけど今は違う。
誇りをもってやってる!!やりがいだって感じてる!!
本気で頑張りたいの!!!!』
「お熱いお熱い、、親友のお願いより大事なんだね。
もう勝手にすれば?」
するとみくが私に飲んでいた赤ワインをかけてきた。
みくは昔から怒るといつもこう。
まわりが見えなくなるタイプだ。
これにはもう慣れてる。
まわりはそんな子離れた方がいいというけど、みくは私を助けてくれた親友だから。