第3章 社交辞令
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翔「前にも同じことあったね笑」
『はい、、すみません。』
翔「あ、いや謝らないでよ!」
『ありがとうございます。
あの、どうぞ。乗ってください。』
翔「いやいや!この間は譲ってくれたし、今度は俺が。」
『いえ!クライアント様を残して帰るわけには!!』
翔「、、じゃあ一緒に、「まひろちゃん!」
『に、二宮様。どうされましたか?』
に「探しましたよ~もう。勝手にいなくならないでください。」
『あ、すみません、、。』
え、なんで私謝った??
何の用だ??
翔「どうしたの、にの。」
に「あ、まひろちゃんもう帰るの?」
『はい。こういう場所は苦手で、、。』
するとタイミングよくもう一台タクシーが返ってきた。
に「おれも。よかったら一緒に乗ってかない?タクシー。」
『え!!いえ!!そんなことはできません!』
に「でもこのタクシー逃したら次いつ来るかわからないよ?」
確かにその通りだ。
でもさすがに同じタクシーは、、。
チラッと櫻井様を見ると目が合う。
でもなぜかすぐに逸らされる。
、、私は何を期待しているのだ?
に「どうする?」
『に、二宮様と櫻井様が一緒に、、「方向違うから。」
二宮様が遮る。
『、、う、、』
翔「まひろちゃん、方向どっち?」
私は○○方面です。
そして私はなぜか櫻井様と同じ方向であることを願った。
「同じだ。」