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キラキラ

第3章 社交辞令


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結局押しに負けて私は今二宮様と同じタクシーに乗っている。

櫻井様とは方向が違った。

に「すみませんね、強引で」
『いえ、、ありがとうございます。
雨だったので助かりました。』
に「まひろちゃんは華やかな場所が苦手なのにどうして広告代理店に?
この業界もだいぶ華やかじゃない?」
『はい。私、昔から街に貼ってあるポスターとか雑誌とか大好きで。自分はずっと普通の平凡な人生だったから。
でもそういうのを見てるときはそんなの全部忘れて夢中になれたんです。ページをめくるたびワクワクして、ドキドキして。
本当は雑誌の編集のお仕事も考えたんですけど、、雑誌関係は就活全部だめで、、笑
唯一受かったのが今の会社なんです。
あ、でも妥協じゃなくて今の仕事も大好きです!
やりがいあるし!!』
に「真面目なんですね」
『あ、、すみません。語ってしまって。』
に「いえ、まひろちゃんのこと知れて嬉しいよ。」


結局二宮様は私を家まで送ってくれた。

今度お礼しないと、、。










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