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過去⏩️今 ~記憶の物語~[呪術廻戦]

第6章 呪霊憑き


白ヘビの蒼は普段、どこに居るのか分からないくらい気配を消すのが うまい。

その日も宿儺と あすか が体術と呪力の手合わせをしていると、「おい」と声がした。

「宿儺、誰か来るぞ」

あすか は蒼が何処にいるのか探し、周りをキョロキョロしているが、宿儺は「分かった」と言い、玄関へ向かった。

『蒼? 何処に居るの??』

「分からずとも良いのだ、俺に用がある時は喚べ。
印で結ばれているから、すぐ駆け付ける」

蒼は優しく言った。



しばらくすると、宿儺が戻ってきた。

宿「出掛けるぞ。今回のは反転術式の勉強になるぞ」

宿儺はケヒ、と笑い、あすか の支度を待った。

その間に宿儺は蒼に話しかけた。

宿「用件は聞いていたのだろう?
俺たちは少し出掛ける。留守を頼んだぞ」

「誰に言っているんだ。その辺の結界より優秀だぞ」

蒼は含み笑いのような声で答えた。
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