• テキストサイズ

過去⏩️今 ~記憶の物語~[呪術廻戦]

第15章 新入生


あすか にそう言われ、虎杖はもっと努力しなければ、と痛感した。

『野薔薇は術式に頼っちゃう部分があるから、もう少し体術ができるといいかもね』

すでにバテバテの釘崎にそう言うと、「あすか さんみたいに動くの無理ッ!」と言い、少し離れた場所で休憩していた伏黒に向かって「伏黒もやれ!」と叫んだ。

「お呼びだよ、恵」

伏黒の隣に座って、虎杖たちの様子を見ていた五条は にこにことそう言って伏黒を送り出した。

3対1で組手を始める あすか を見ながら、もし あすか が宿儺と一緒に高専や自分たちに反撃してきた場合の事をチラリと考え、五条は「…そんな事あるはず無いか…」と呟いた。

☆ ☆ ☆

「緊急の任務が入りました。現場に向かいます。車に乗ってください」

自教室で自習をしていた1年生に伊地知が声をかけた。
/ 201ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp