第8章 その痕は…
「零のせいで巻き込んじゃってごめんねお父さん…」
「いえ、今に始まったことじゃないんで慣れてます……ってお父さんんん!?」
サラッと言い放ったリュウのお父さん発言にワタワタしながら車に乗り込む風見
これでは降谷に「いつからリュウの父親になったんだい?君が父親なら僕はなんだ?」とかチクチク言われてしまうんじゃないかと内心怯え、このことは降谷さんに黙っておこうと心に決めた
「風見どお?変じゃない?」
後部席でハイネックに着替えたリュウに声を掛けられ振り向く
そこには自分の選んだ服を着ている可愛い天使がいて、自分のセンスはやはり間違っていなかったと確信するのだった
「はい!とってもお似合いです!!」
━END━
赫々然々な理由で熱が出たのは本編第7章、痕をつけられてしまった今朝の話は本編第8章冒頭をご覧下さい!