第16章 先に
「さん!!」
「習さん‥」
の出血は止まらない
するとは亜門が武器を持ち立ち上がったのに気づいた
「習さん‥私のお願い‥聞いて‥」
「なんだい?」
「私を‥食べて‥」
月山は驚いた
「捜査官に‥とどめを‥さされるくらい‥なら‥大好きな‥習さんに‥食べてもらい‥たい‥の‥それに‥死ぬ‥時は‥習さん‥食べてもらう‥って‥決めてた‥の‥」
月山は泣きながらの手を握った
「私‥地獄に‥落ちるの‥かな‥」
「天国でも地獄でも一緒に行こう‥先に行っててくれ‥僕はあいつを倒す」
「もし‥生まれ変わったら‥また‥」
「もちろんだ!」