第8章 もしかすると
「いらっしゃいませ。あ!月山さん」
月山は金木に手を振った
「ちょっと話したいことがあってきたんだけど‥」
「えっと今二人呼んできますね!」
「ありがとう」
金木は二人を呼びに行った
「今度はなによ」
トーカは少し不機嫌だった
「さっさっと要件はなして。今客いないし‥」
「わかった」
店長はコーヒーを渡した
「ありがとう。彼女の事なんだが‥」
「またそいつの話かよ‥」
トーカはため息をついた
「ここは相談窓口じゃないんだけど?」
「トーカちゃん」
店長はトーカの肩に手を置きそう言った
「単刀直入に言うと‥もしかするとなんだが‥僕の彼女は元喰種かもしれない」