第7章 聞きたいこと
「ううん大丈夫。ありがとう習さん」
月山は微笑んだ
(でも‥私‥習さんの縄張りに女性を運んで‥そのあと喰種に襲われそうなったんだよね‥確か‥それで誰かが来て‥そこから記憶がない‥)
は月山を見つめた
「どうした?」
(習さんは私が人の肉を使って料理してること気づいてるはずだよね‥?何も言わないけど‥それに‥私を助けてくれたのは多分だけど‥習さんだった‥)
「さん?」
月山は首を傾げた
「あのさ‥習さん‥聞きたいことがあるの。いい?」
「なんだい?」
「習さんは喰種‥だよね?」
「‥そうだよ」
「昨日のつくねやハンバーグのことなんだけどさ‥」