第6章 ニュース
「僕の彼女が人を殺した」
「「?!」」
金木とトーカは顔を見合わせ驚いた
「それも‥僕のために‥」
「えっとあの‥月山さんの彼女さんは喰種じゃないですよね?」
金木がそう聞くと月山は頷いた
「言っただろ?人を殺したって‥喰種は人を殺すというより食べるだろ?」
「なんで殺したってわかったんだよ」
「食べたから‥」
「まさか‥‥」
「今日はとびっきり美味しいハンバーグを作るって彼女は今はりきってる。その練習として朝ごはんにつくねを作ったんだ。その肉は人間の肉だった」
トーカはテレビをつけた
「意味ないよ‥まだ行方不明の通報はされてない可能性があるし‥」
「じゃあ私のスマホで調べて‥」