第4章 それでも
「習さん‥‥」
は月山に抱きついた
「どうしたんだい?」
月山はの頭を撫でた
「習さん明日はとびっきり美味しいハンバーグを作るから楽しみにしててね」
「いつも美味しいけどとびっきりか‥」
は笑顔で頷いた
(私‥今日‥人を‥殺すんだ‥‥)
月山はの手が震えていることに気づいた
「寒いのかい?手が震えている」
「‥‥!!」
「寒いなら上着を着るかい?」
「う‥うん!そうしようかな!」
は上着を着ることにした
(やはり‥何かおかしい‥だがまだわからない‥今はまだ気づかないふりということにしておこう)