第5章 Third Start
僕たちは朝食を完食し支度をし始めた
かばんに教科書と筆箱、ファイル類を詰める
時計を見ると7時半を指していた
「桜、そろそろ行くよ」
『はい、今行きます』
そう言って階段を駆け下りてきた桜は前よりも生き生きとしている
やっぱりこうしてこの家に一緒に住むことを勧めてよかったと思う
靴を履いていると二郎が寝癖のついたまま目を擦りながら玄関へやって来た
「もう行くのか?ん…早くねぇか…」
まだ眠気が覚めてないのかウトウトしながら聞いてくる
「僕たちは登校時間ギリギリに行くほど馬鹿じゃないんでね」
「んだと!?」
『お二人共、朝から喧嘩は脳によくありませんよ』
「そうだね…」
「三郎、桜ちゃんに言われればやけに素直だな」
「う、うるさい」
ニヤニヤしている二郎を無視して桜の手を取りドアを開ける
「『行ってきます』」
晴れた空は青々としていた___