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貴女を守りたい…【山田三郎】
第2章 プロローグ
まだ暑さが残る9月
いつもと何ら変わらないと思っていた夏休み明け
少し授業があったら期末テスト
そのあと文化祭
そんなふつうの学校生活が来るのだと思っていた
でも今年は違った
彼女は転校してきた
『あの、すみません…ちょっといいですか?』
話しかけられるだけで心がフワフワする
なんだろう、こんな感覚今までになかった
どうしちゃったんだろう僕
それが恋だと気づくまでそう遅くはない
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