第5章 東京卍リベンジャーズ・松野千冬

舌を絡ませながら
ゆっくりと腰を動かす


痛みを堪えているレイナを見ても
もう
怖くなかった


それ以上に
彼女に対する愛しさが湧き上がってきて

"大切にしたい"と
強く思った




『……んっ………ぁ…っ………はぁ……』


最奥に触れるように沈めると
レイナの身体がピクピクと反応し
甘い声が漏れ出してくる

動くたび
繋がっている部分から卑猥な水音が聞こえた


『……んっ……んっ…………ゃ………千…冬……君……』

「………ハァ………ハァ………ここ？」

『……ぁあっ……んっ……………そ…こ……気持ち…い……』

「……っ…」


言われるまま同じ場所を繰り返し攻めると
頬を紅潮させたレイナは何度も甘い鳴き声を上げた


強く締め付けていた彼女の奥が
うねるように動き出す


『……ぁあん………ちふ…ゅ………く…』

「……っ……レイナ………オレ……もぅ……限…界かも…」

『……は…ぁんっ…………私……も……………ぁああっ…』

「……っっ…」


キュウキュウと絞り取るような蠢きを感じているうちに
頭の中が真っ白になっていく


次の瞬間

全身の力が抜けて
俺はレイナの上に崩れ落ちた

















乱れた呼吸が整っていくのと同時に

少しずつ意識が戻ってくる



俺は起き上がると
自身とレイナの身体をきれいにした




そして

まだ放心している彼女の隣に身体を横たえ
腕まくらをするように抱きしめた


「…………………レイナ……………ありがとな……」


その言葉に顔を向けたレイナの目を
真っ直ぐに見つめる


「………オレ……………レイナのこと…………絶対……大切にするから……」










想いを口にするのは





恥ずかしいことでも


怖いことでもなかった










君が

こんな笑顔を見せてくれるなら





俺はこれからも


何度でも気持ちを伝えるよ




























" アイシテル "


























松野千冬 夢小説『君が好きだよ』end. 　→ next ☆