第5章 東京卍リベンジャーズ・松野千冬
三ツ谷君は
俺を見たまま目を細めて言う
「……オマエさぁ……その子と居て…スゲー楽しいだろ…」
「ハイ」
「……フッ……即答……」
「………っ…だって本当に楽しいんスよ…………話…合うし………話してなくても……側に居るだけで何か嬉しいっつーか……………帰り道…手繋いで歩いて……バイバイする時にチュッて………それだけでオレ…///」
「…だからだワ…」
「…?…」
「………ま、いーんじゃねーの?……無理して先に進めるようなモンでもねぇし…」
「……ウッス…」
「…………その関係のままで……お互い満足してるんならな……」
三ツ谷君はそう言うと
意味深な顔で微笑んだ
「……?…」