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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第15章 東京卍リベンジャーズ・黒川イザナ




「………どうした……オマエらも座れ…」


イザナにそう言われた獅音とモッチーは
気まずそうに視線を交わした後、ソファに腰を下ろす

2人の両脇にはそれぞれ女達が座った


「蘭、竜胆も座れよ……ムーチョはどうした…」

「……ぁ……車で酒屋寄ってから来るって…」

「…じゃあ先に始めてるか………鶴蝶…ウチにある酒、適当に持って来い。…あと氷もな」


鶴蝶に指示を出すと
イザナは隣に座っている髪の長い女の腰を引き寄せた


「……もっと近くに来いよ…」

「…ウン…」


女は身体を預けるように寄り添うと
ウットリとした顔でイザナを見上げた


「……鶴蝶、早くしろ」

「…………分かった…」


戸惑った様子の鶴蝶が、様々な酒が並んでいるボトル棚を開けると
隣に居たレイナが洋酒の瓶を一本手に取った


「……レイナ…」

『……』


レイナはその瓶を持ってソファの方へ歩いていき
女といちゃついているイザナの前に置く


『…これでいい?』

「………オゥ…」

『……ねぇ………その人、誰?』


イザナはゆっくりと視線を上げ
初めてレイナの顔を見た


「…オレの新しい女」


それだけ言うと
再びイザナは隣の女に視線を戻す


『………イザナ……酔ってるの?』

「は?酔ってねーよ。…まだシラフだ」


すると
髪の長い女が笑顔でイザナに抱き付いた


「新しい女だなんて嬉しい♡……ねぇイザナ…アタシの事、好き?」

「…あ?……あぁ…」

「じゃあ、愛してるって言って?」

「…何でだよ」

「いーじゃない。…ねぇ、言ってよぉ」

「………ハァ………分かった。愛してるよ」

『……っ…』

「…酒飲む前に一発ヤるか?…あっちにデカいベッドがあるぞ…」

「えー?もぉ…それ、本気で言ってるの?」

『……』


2人のやり取りを見ていられなくなったレイナがキッチンへ戻ろうとした時、鶴蝶がアイスペールを運んできた







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