• テキストサイズ

裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第15章 東京卍リベンジャーズ・黒川イザナ




イザナの退院祝いとレイナの歓迎会は
蘭の「乾杯」の言葉を合図に始まった


長い間待ち望んでいた今日の日を迎えられたことを、誰もが喜んで
その場に居る全員が笑顔で
とても楽しい時間を過ごした




年上の男達から色々と食べ物を勧められ
目の前を取り皿だらけにした鶴蝶が笑顔でイザナに聞く


「なぁ…イザナが出てきたってことは、皆でチーム作るのか?」

「ゆくゆくはな…でも、今じゃない。………鶴蝶、オマエが個別に会うのは構わないが……他のヤツらは今後、外ではなるべくつるまないようにしろ」

「何で?仲良くしてちゃダメなのかよ?」


鶴蝶が少し不満そうな顔をすると
隣に居た蘭が説明した


「…一応、みんな地元仕切ってるからね。ウチは特にチームとかはないけど六本木でしょ…モッチーは川崎だし、ムーチョも獅音もそれぞれ自分のチームがある。…そのトップ同士がナァナァなのは良くないよな………絶対面倒くさいことになる…」

「…そういうモンなのか…」

「オレら、顔も名前も売れちゃってるからね。良くも悪くも目立つワケ」

「……なんだ……やっとみんな揃ったと思ったのに…」


残念そうな鶴蝶に、イザナが言う


「だから、集まる時はここに来ればいい」

「…ぇ……いいのか?」

「いいも何も、その為のアジトだ」


鶴蝶は
一気に笑顔になった


「オレは大将と鶴蝶の顔見たいからチョコチョコ来るつもり♪姫とももっと仲良くなりたいし」

「…兄貴……毎日のように通いそう…」

「「確かに」」


竜胆の言葉に頷く獅音とモッチーの隣で
ムーチョが飲み終えたビールの缶をグシャリと潰しながら言った


「…心配すんな。これまでみたいにいつでも稽古付けてやる」

「ウン!ありがとう」





/ 655ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp