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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第15章 東京卍リベンジャーズ・黒川イザナ




イザナは□△のチームメンバーひとりずつに
お礼参りをしていった

全員 再起不能


そして最後に
仲間に口を割らせて聞き出したリーダーの男の自宅へ向かう


部屋の中で容赦なくボコボコに叩きのめし
床に倒れたその男にイザナは言った


「テメーが生きてる限り、テメーの仲間‼︎家族‼︎関わる人間全員、再起不能にしてやる」



追い詰められたリーダーの男は
その後、首をつって自殺した










その後、イザナは警察に捕まった


鶴蝶と共に拘置所に面会に来たレイナは
泣き腫らした目をしていた


罪が少しでも軽くなるように、自分がされた事を証言すると言った彼女を
イザナは止めた

当時の状況を根掘り葉掘り聞かれて
これ以上彼女が苦しむことなど望んではいなかった


「……レイナを傷付けた奴は消えた……この世のどこにも居ない…………だからオマエも……もう、全部忘れるんだ…」

『…イザナ…』


2人を隔てている透明なガラスに
レイナはそっと手をあてた


『………私……待っててもいい…?』


イザナはガラスの反対側から手のひらを合わせた


「…フッ………ったり前だろ。………必ず、迎えに行く…」


温もりを伝えながら、真っ直ぐに見つめ返すと
レイナは安心したように微笑んだ









裁判を経て少年院へと送られたイザナは、そこで出会った入院者も教官も全てを暴力でねじ伏せた


(……オレはもう…誰にも負けない……)


相手が2度と歯向かって来ないよう
手加減は一切しなかった





そして
数ヶ月が過ぎた頃

イザナに着いてくる奴らが現れた




「…オレらを束ねられるのはオマエだけだ…イザナ…」




武藤泰宏

望月莞爾

斑目獅音

灰谷蘭

灰谷竜胆



少年院で出会った5人はイザナを王と崇め
忠誠を誓った



そして

彼らは " S62 " 、" 極悪の世代 " と呼ばれ
恐れられるようになっていった







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