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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第14章 東京卍リベンジャーズ・九井一





九井はレイナの身体を抱きしめ
息が整うまで優しく髪を撫でた


「………すごい汗だぞ…」

『……ん……暑い…』

「……チョット待ってろ…」


汗ばんだ額にキスして身体を起こした九井は
キッチンへ行き、冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取り出してベッドへ戻った


キャップを開け
よく冷えた水を口に含んで、そのままレイナに口付ける

ゆっくり流し込むと
彼女の喉がコクンと鳴った



そうやって何度か水を飲ませてやった後
ボトルをベッドサイドのテーブルへ置いて
レイナの隣に横たわる

まだ少し放心している彼女の身体を
腕の中にそっと包んだ


「……大…丈夫か…?」

『………ん………すごかった…………一も……感じてくれた?』

「……途中から頭真っ白になって手加減出来なかったワ…」

『………そんなに夢中になってくれてたなんて…嬉しい…』

「…は?……好きな女抱いてんだから当たり前だろ…」

『……』

「……?……どうした…」

『……ありがと……私も大好きだよ…』


レイナはそう言って
胸元に額を付けるように抱き付いてきた

心からの言葉に微笑んで
九井は彼女の柔らかな髪を優しく撫でた


『……………ねぇ……今日はこのまま寝てもいい…?』

「………ウン………そうしよう…」

『…………一………おやすみなさい…』

「………おやすみ…レイナ…」




そして

2人はベッドの真ん中で
互いを守るように抱きしめ合うと

素肌の温もりを感じたまま
深い眠りの底へと沈んでいった









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