第14章 東京卍リベンジャーズ・九井一

締め付けが収まるのを待たずに腰を動かすと
レイナは縋るように九井の背中に腕を回した


『…ぁああっ………ゃ…あ……待っ…………あああんっ…』


爪の先が皮膚に食い込んで
甘い痛みが襲う


「…っ…ヤベ……スゲー興奮してきた…」

『……ぁああっ…………また………イ…ク……っっ…』

「…オマエんナカ…イキっぱなしだろ………ハァ……ハァ……腰…止まんねぇワ…」

『……だ…めぇ………おかしくなっちゃう…』


九井は力の入らなくなった彼女の右脚に跨ると
左の膝裏に手をかけて持ち上げ、違う角度から深く潜った

パンパンと音を立てながら最奥に何度も打ち付けると
涙目のレイナが懇願するように首を横に振る


『……も……許…して………壊れちゃ…』

「……ハァ……ハァ……ハァ……」

『…ぁああっ………はぁ……ん…………激し………こんなのダメ……死んじゃうよぉっ…』


何度も絶頂を与えられ
半分意識を飛ばしながらうわ言のような言葉を繰り返す

九井はそんな彼女に覆い被さると、長い舌で口腔を犯した


『……んっ………んんんっ………んふぅ……』

「……レイナ……そろそろイクぞ…」

『………ン……………ねぇ……お口に出して…』

「……ぇ…」

『………一の……飲みたいの…………いっぱい頂戴…』

「……ハァ……ハァ……分かった…」


銀糸を引きながら唇を離し
右の脚も一緒に持ち上げると
とろけきった顔を見つめながらスパートをかける


『…ぁああああっ………奥…すごい………また……イ…クぅ…………イクの……イッちゃう…っ…』

「…っ…ハァ…ハァ…ハァ…」


これまでで１番大きなうねりに襲われ
全てを搾り取られそうになる


「……ッ…ク……」


ギリギリで引き抜いた九井は
後頭部を支えるようにしてレイナの頭を上げさせ
口の中に自身を突っ込んだ


ビクビクと腰を震わせながら
喉奥目掛けて欲望をぶちまける


少し苦しげに眉根を寄せ、全てを飲み干すと
レイナは悪戯そうに微笑んだ


『………美味しい…』