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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第14章 東京卍リベンジャーズ・九井一




その言葉が
九井の神経を逆撫でした


「…オマエには関係ない」


ピリッとした空気を放った九井に
女は「はいはい」と小さく両手を上げて降参を示した


『……私に興味があったワケじゃないんだ……バカバカしい…』


乱暴にタバコをもみ消すと
女は立ち上がって大きなあくびをした




なんの躊躇も無くガウンを脱ぎ
部屋の向こう側にあるセミダブルサイズのベッドに裸で潜り込む


『……用が無いなら帰って……私なんだか眠いの…』

「…っ…」


彼女のあんまりな態度に
九井はひとこと言ってやりたくなった


「………部屋に誘っといて…何だよ…」

『……送ってとは言った……でも残ったのはアナタの意思でしょ?………そもそも店に訪ねて来たのもアナタ………そのくせ、その気にならないのも全部アナタじゃない………人のことバカにしてるの…?』

「…バカにしてるのはソッチだろ…」

『…あーもぉ……面倒くさ…』


女は
苛立たしそうに九井を睨んだ


『……アナタいっつもそんなイライラしてるの?…睡眠足りてないんじゃない?』

「…は?……急に何言って…」

『昨日も思ったけど目の下のクマ酷いわよ……絶対寝不足でしょ…』

「……」

『ホラ』


女の手が
ポンポンとベッドの上をたたく


『…ここで少し眠ってけば?』









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