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裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第13章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②(続編)




もう一度彼女の隣に横たわり
ベッドに片肘をついて寝顔を見下ろしていると

何か気配を感じたのか
レイナがモゾモゾと動きだした


『…………ん……………圭…介…?』

「……ここにいる…」



指の背で頬を撫でると

表情がフッと和らいで
彼女の瞼が開いた


『………いま……何時…』

「…まだ7時だ……もう少し寝とけ…」

『……でも……圭介は仕事でしょ?』

「…ぁ……千冬が代わってくれて……今日、休みになった…」

『…ぇ……ホント?』

「……オゥ…」

『わぁ〜…今度千冬君にいっぱいお礼しなきゃ…』

「………フッ…………だな…」


夕べの甘ったるい態度は、缶ビールを少し飲んで酔ってしまったワケではなく
酒の勢いをだいぶ借りたせいだったのかと思うと
少し残念な気持ちがした


(……まぁ…かなり強えーんだろーけど………そんなにしょっちゅう大酒飲ませる訳にもいかねーからな…)




微笑んだままもう一度目を閉じたレイナに
おそるおそる尋ねてみる


「……なぁ………オマエさぁ……昨日の記憶って…あるか?」

『…………ぇ…』


彼女はパチリと目を開けると
独り言のように『…信じらんない』と言った


『…………圭介………昨日、私とシたこと…覚えて無いの?』

「………は⁇……っちげーよ!オマエの話だワ」

『……⁇…何で私?』

「………いま千冬と電話して聞いたんだけど……居酒屋で…だいぶ飲んだみてぇだから…」

『…そんな……大して飲んでないよ…』

「はぁ⁇」

『………それに………あんな話聞かされたら…忘れられる訳ない…』

「……」










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