第13章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②(続編)
『……ヘンなこと言ってるのは分かってる……でも……私は圭介だけなのにって思ったら…ちょっとショックだったんだよ………だから…そんなにバカにしないで…』
「…………レイナ……コッチ来てみろ…」
腕を広げると
少し悲しそうな顔をしてゆっくりと身体を預けてくる
そんな彼女の耳を
俺は自分の左胸に押し付けるように抱きしめた
「……………聞こえるか?…………フッ…………オレ………ヤベー位ドキドキしてんだろ…」
『……』
「……久しぶりに会ったオマエがスゲー綺麗で……ホントは…メチャメチャ緊張してんだ…」
『……ぇ…』
「……経験だって…オマエと何回かしただけで……それ以来ずっと何もねぇし……マジどーしようって内心ビビッてっけど………そんなダセェ所…好きなヤツに見せたくねーから……必死で意地張ってんの…」
『…っ…』
「………だからさ…………このまま気付かねぇフリして……最後まで格好つけさしてくんねー?」
力を緩めると
レイナが腕の中で顔を上げる
彼女の瞳を真っ直ぐに見つめて
正直な気持ちを伝えた
「………レイナ…………本当に…綺麗だ…」
『……圭介…』
そっとキスした後
耳元に唇を近付けた
「………なぁ………オレの事……上手だって思ってくれてたの?」
『……ぇ………ぁ……それは…』
耳たぶを甘噛みしながらシャツとブラを取り去って
あらわになった乳房を手のひらで包んでやわやわと揉みしだく
『……ハァ……ハァ……』
「…だとしたら……スゲー嬉しいんだけど…」
ワザと水音を立てながら耳の輪郭に舌を這わせると
彼女の手が俺の胸を弱く押し返した
『……ゃ…あ…………そ…んなの……分かんなぃ…っ…』
耳の穴にも舌先を入れて蠢かせながら
同時に胸の先端の突起をコリコリと軽く引っ掻くと
レイナは縋るように俺の腕を掴んだ