第13章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介 ②(続編)
スカートの裾からのぞく太ももに触れると
素肌とは違う手触りを感じた
「……悪ィ…………コレ……自分で脱いでもらっていいか…?」
破いてしまうのが心配で
ストッキングを脱いでくれるように頼むと
彼女はゆっくりと身体を起こした
ベッドに座ったままストッキングを脱ぎ
軽く畳んで床の上に置くと
レイナは何かを考え込むように動かなくなった
「…………どうした…?」
『………ぁ……ううん…何でもない…』
「……?………どうしたんだよ…」
顔を覗き込むと
少し戸惑ったような表情をしていた
「……レイナ…?」
『……ぁ………ゴメン……………こんな事……考えちゃダメなのは…分かってるんだけど…』
彼女はとても言いにくそうに
言葉を続けた
『………圭介は……私以外のヒトと………シたんだなぁ…って…』
言っている意味が本当に分からなくて
俺はポカンとマヌケに口を開けた
「……………は?」
『……すごく…慣れてるし………っ…なんか……上手…だから…』
「……」
『………でも……そりゃそうだよね………圭介…みたいにカッコ良かったら……女の人の方が放っとかないだろうし………元々…モテモテだったもんね……………ウン……あたり前だよ………だから全然大丈…』
「……プフッ…」
一生懸命自分を納得させようとしている彼女を見て
思わず吹き出してしまった